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【転職希望者は知っておきたい!】大学職員と学校法人職員の違いとは?学校法人職員の仕事を経験業務から解説

皆さん、こんにちは。

30代で大学職員への転職を果たし、幸せ街道を走る@urisです。

 

今回も、読者の方から寄せられた「職員と学校法人職員の違い」について投稿します。

 

前回に続き、大学職員の方からの投稿です。

今回は面談で知っておくと断然有利になる情報ですので、是非参考にしてみてください。

 

特に転職を考える人にとっては大学職員と学校法人職員の違いも踏まえて将来設計したいと思いますので価値ある情報だと思います。

 

これさえ読めば、大学職員内定後の立ち位置や将来像のイメージがよりクリアになります!

是非、最後まで目を通してみて下さいね。

 

 

1.投稿者の方について

私は、地方にある私立学校法人に勤務する、もうすぐ30歳になろうかという男性職員です。

大学卒業後、社会福祉法人に就職して事務職員として会計事務の業務に従事していました。

しかし、幼いころから漠然と「学校教育関係の仕事をしたい」という希望を持っていたため、一念発起し社会福祉法人への入職から2年後に、出身大学を経営する学校法人への転職を果たしました。

学校法人への入職後は、施設管理の業務を3年経験したのちにネットワーク管理の部署へ異動して2年になります。

2.「大学職員」と「学校法人職員」の立場の違い

私は大学職員というよりは、学校法人職員と呼ばれる立場となります。

大学職員と学校法人職員の行う業務の範囲を比較すると次のようになります。

  • 大学部門職員(大学職員)・・・法人に設置されている大学にかかわる業務を担う部門(学生や教員の支援)
  • 法人部門職員(法人職員)・・・法人に設置されている学校全体にかかわる業務を担う部門(大学職員の支援・教育や業務環境の管理)

つまり、大学の主役である学生や教員を前線でサポートするのが大学職員で、前線で業務をする大学職員を裏で支えるのが法人職員と言えます。

上記の業務範囲から、私がこれまで経験してきた「施設管理」や「ネットワーク管理」の業務は法人職員の業務となるのです。

それでは、実際に私が経験した、「施設管理」や「ネットワーク管理」の業務について紹介します。

3.施設管理業務について

施設管理部門の担当業務は主に2つです。

  • 土地・建物・構築物・備品などの固定資産取得と管理に関すること
  • 施設の修繕に関すること

では、それぞれの業務について詳しく紹介します。

固定資産の取得・管理業務

施設管理部門では、固定資産の取得に関する業務を行います。

固定資産の取得の事例をまとめると次のようになります。

  • 校舎を建てるための土地を購入する(土地取得)
  • 新しい校舎を建てる(建物取得)
  • 新しい校舎の外構を整備する(構築物取得)
  • 教室の机や椅子を購入する(備品取得)

以上のことから、授業を行うために必要不可欠な施設環境を整備するという重要な役割を担っていると言えます。

あわせて、老朽化した設備の改修も施設管理部門が担当します。

私の所属する法人の場合、和式便所の洋式化や照明器具のLED化等の改修に近年は力を入れています。

施設の取得や改修についての計画立案は施設管理部門の担当ですが、実際に工事を行うのは専門業者さんとなります。

そのことから、施設管理部門職員の最も重要な役割は「法人の意向を汲み取って計画を立案し、施工業者と正確に調整を行うこと」となります。

施設の修繕業務

施設管理部門の日常的な業務において一番多くの割合を占めるのが施設の修繕業務です。

主な修繕案件としては次の3つがあります。

  • 建物の破損(ガラスや壁、天井等の破損)
  • 設備の破損(トイレや冷暖房器具類の配管の破損)
  • 電気の破損(照明器具や電源コンセント類の破損)

特に、歴史が長く古い建物がたくさんある学校であれば修繕案件が多くなります。

日々の業務の忙しさは修繕案件がどれだけあるかに左右されます。

「施設管理部門の職員が忙しそうにしている=施設のいたるところに破損が見られている」と捉えることもできます。

4.ネットワーク管理業務について

ネットワーク管理部門の担当業務は主に2つです。

  • 学内ネットワーク機器の維持管理
  • 業務にかかわるソリューション導入計画の立案・導入

では、それぞれの業務について詳しく紹介します。

学内ネットワーク機器の維持管理

大学には様々なネットワーク関連機器があります。

主な機器の例として次のような物があります。

  • 事務職員が使うPC
  • 教室に設置されている生徒用PC
  • 学内でインターネットを利用するための配線
  • 学内ネットワークへの外部からの不正侵入を防ぐ装置
  • データファイルやメールを格納するサーバ

上記以外にも様々な機器が複雑に繋がって学内のネットワークが構成されています。

これらのネットワーク機器に不具合が発生してしまうと利用サービスが停止してしまい、大学での教育に支障をきたしてしまいます。

それを未然に防ぐための対策や不具合が起きた時の対応を行うのが、ネットワーク管理部門の重要な業務です。

ソリューション導入計画の立案・導入

近年は、業務の効率化を進める新しいソリューションがたくさん生まれています。

インターネットを活用した新しいソリューションの導入を計画することもネットワーク管理部門の業務となります。

ソリューションの導入事例として次のような物があります。

  • 勤怠管理システムの導入
  • 経費精算システムの導入
  • 学内決裁等のワークフローシステムの導入

学校法人にもよりますが、業務の電子化が進んでいない学校もまだまだ存在します。

新しいソリューションの導入によって、業務の効率化や経費削減につながるような戦略を立案することもネットワーク管理部門の大事な業務の1つとなっています。

5.まとめ

今回は学校法人の法人職員として仕事をしている私が経験した「施設管理業務」と「ネットワーク管理業務」について紹介しました。

「大学職員」と「学校法人職員」の立場の違いでも紹介した通り、法人職員が学生や教員を直接支援する機会はそう多くはありません。

しかし、仕事に対するモチベーションは「学生や学生と向き合う教職員がより良い環境で過ごせるように尽力する」ということで大学職員も法人職員も共通しています。

そういったことから、学校法人の職員は非常にやりがいのある魅力的な仕事だと言えます。

今回紹介した学校法人職員の仕事に少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

 

 

 

いかがでしたか?

今回は読者の体験談を紹介させて頂きましたが、他にも紹介してもいいという方がいましたら是非コメント下さい!(謝礼お支払いします!)

 

他にも大学職員に関連した記事を更新するので是非読んでみてください!

 

個別に質問があればお気軽にコメントorメッセージくださいね!

もちろん匿名での相談も可能です。

 

 

ちなみに・・・

複数校応募することに対して抵抗がある方や短期決戦で決めたい方。

ESや職務経歴書の添削、面談対策も行っていますので詳細についてはご連絡ください。

 

それでは!大学業界でお会いしましょう!

執筆者・管理者のうりすについて

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