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【転職希望者は知っておきたい!】大学職員と学校法人職員の違いとは?学校法人職員の仕事を経験業務から解説

皆さん、こんにちは。

30代で大学職員への転職を果たし、幸せ街道を走る@urisです。

 

今回も、読者の方から寄せられた「職員と学校法人職員の違い」について投稿します。

 

前回に続き、大学職員の方からの投稿です。

今回は面談で知っておくと断然有利になる情報ですので、是非参考にしてみてください。

 

特に転職を考える人にとっては大学職員と学校法人職員の違いも踏まえて将来設計したいと思いますので価値ある情報だと思います。

 

これさえ読めば、大学職員内定後の立ち位置や将来像のイメージがよりクリアになります!

是非、最後まで目を通してみて下さいね。

 

 

1.投稿者の方について

私は、地方にある私立学校法人に勤務する、もうすぐ30歳になろうかという男性職員です。

大学卒業後、社会福祉法人に就職して事務職員として会計事務の業務に従事していました。

しかし、幼いころから漠然と「学校教育関係の仕事をしたい」という希望を持っていたため、一念発起し社会福祉法人への入職から2年後に、出身大学を経営する学校法人への転職を果たしました。

学校法人への入職後は、施設管理の業務を3年経験したのちにネットワーク管理の部署へ異動して2年になります。

2.「大学職員」と「学校法人職員」の立場の違い

私は大学職員というよりは、学校法人職員と呼ばれる立場となります。

大学職員と学校法人職員の行う業務の範囲を比較すると次のようになります。

  • 大学部門職員(大学職員)・・・法人に設置されている大学にかかわる業務を担う部門(学生や教員の支援)
  • 法人部門職員(法人職員)・・・法人に設置されている学校全体にかかわる業務を担う部門(大学職員の支援・教育や業務環境の管理)

つまり、大学の主役である学生や教員を前線でサポートするのが大学職員で、前線で業務をする大学職員を裏で支えるのが法人職員と言えます。

上記の業務範囲から、私がこれまで経験してきた「施設管理」や「ネットワーク管理」の業務は法人職員の業務となるのです。

それでは、実際に私が経験した、「施設管理」や「ネットワーク管理」の業務について紹介します。

3.施設管理業務について

施設管理部門の担当業務は主に2つです。

  • 土地・建物・構築物・備品などの固定資産取得と管理に関すること
  • 施設の修繕に関すること

では、それぞれの業務について詳しく紹介します。

固定資産の取得・管理業務

施設管理部門では、固定資産の取得に関する業務を行います。

固定資産の取得の事例をまとめると次のようになります。

  • 校舎を建てるための土地を購入する(土地取得)
  • 新しい校舎を建てる(建物取得)
  • 新しい校舎の外構を整備する(構築物取得)
  • 教室の机や椅子を購入する(備品取得)

以上のことから、授業を行うために必要不可欠な施設環境を整備するという重要な役割を担っていると言えます。

あわせて、老朽化した設備の改修も施設管理部門が担当します。

私の所属する法人の場合、和式便所の洋式化や照明器具のLED化等の改修に近年は力を入れています。

施設の取得や改修についての計画立案は施設管理部門の担当ですが、実際に工事を行うのは専門業者さんとなります。

そのことから、施設管理部門職員の最も重要な役割は「法人の意向を汲み取って計画を立案し、施工業者と正確に調整を行うこと」となります。

施設の修繕業務

施設管理部門の日常的な業務において一番多くの割合を占めるのが施設の修繕業務です。

主な修繕案件としては次の3つがあります。

  • 建物の破損(ガラスや壁、天井等の破損)
  • 設備の破損(トイレや冷暖房器具類の配管の破損)
  • 電気の破損(照明器具や電源コンセント類の破損)

特に、歴史が長く古い建物がたくさんある学校であれば修繕案件が多くなります。

日々の業務の忙しさは修繕案件がどれだけあるかに左右されます。

「施設管理部門の職員が忙しそうにしている=施設のいたるところに破損が見られている」と捉えることもできます。

4.ネットワーク管理業務について

ネットワーク管理部門の担当業務は主に2つです。

  • 学内ネットワーク機器の維持管理
  • 業務にかかわるソリューション導入計画の立案・導入

では、それぞれの業務について詳しく紹介します。

学内ネットワーク機器の維持管理

大学には様々なネットワーク関連機器があります。

主な機器の例として次のような物があります。

  • 事務職員が使うPC
  • 教室に設置されている生徒用PC
  • 学内でインターネットを利用するための配線
  • 学内ネットワークへの外部からの不正侵入を防ぐ装置
  • データファイルやメールを格納するサーバ

上記以外にも様々な機器が複雑に繋がって学内のネットワークが構成されています。

これらのネットワーク機器に不具合が発生してしまうと利用サービスが停止してしまい、大学での教育に支障をきたしてしまいます。

それを未然に防ぐための対策や不具合が起きた時の対応を行うのが、ネットワーク管理部門の重要な業務です。

ソリューション導入計画の立案・導入

近年は、業務の効率化を進める新しいソリューションがたくさん生まれています。

インターネットを活用した新しいソリューションの導入を計画することもネットワーク管理部門の業務となります。

ソリューションの導入事例として次のような物があります。

  • 勤怠管理システムの導入
  • 経費精算システムの導入
  • 学内決裁等のワークフローシステムの導入

学校法人にもよりますが、業務の電子化が進んでいない学校もまだまだ存在します。

新しいソリューションの導入によって、業務の効率化や経費削減につながるような戦略を立案することもネットワーク管理部門の大事な業務の1つとなっています。

5.まとめ

今回は学校法人の法人職員として仕事をしている私が経験した「施設管理業務」と「ネットワーク管理業務」について紹介しました。

「大学職員」と「学校法人職員」の立場の違いでも紹介した通り、法人職員が学生や教員を直接支援する機会はそう多くはありません。

しかし、仕事に対するモチベーションは「学生や学生と向き合う教職員がより良い環境で過ごせるように尽力する」ということで大学職員も法人職員も共通しています。

そういったことから、学校法人の職員は非常にやりがいのある魅力的な仕事だと言えます。

今回紹介した学校法人職員の仕事に少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

 

 

 

いかがでしたか?

今回は読者の体験談を紹介させて頂きましたが、他にも紹介してもいいという方がいましたら是非コメント下さい!(謝礼お支払いします!)

 

他にも大学職員に関連した記事を更新するので是非読んでみてください!

 

個別に質問があればお気軽にコメントorメッセージくださいね!

もちろん匿名での相談も可能です。

 

 

ちなみに・・・

複数校応募することに対して抵抗がある方や短期決戦で決めたい方。

ESや職務経歴書の添削、面談対策も行っていますので詳細についてはご連絡ください。

 

それでは!大学業界でお会いしましょう!

執筆者・管理者のうりすについて

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頑張ってもなかなか報われなかった仕事。 だけど、大学職員になって、仕事もプライベートも充実!
この体験、みんなにも味わって欲しい! 頑張ってる人。だけど、報われない人。
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【必見!】国立大学・公立大学・私立大学で働く上での違い

皆さん、こんにちは。

30代で大学職員への転職を果たし、幸せ街道を走る@urisです。

 

今回も、読者の方から寄せられた「国立大学・公立大学・私立大学で働く上での違いについて」体験談を投稿します。

 

前回に続き、大学職員の方からの投稿です。

今回は皆さんが気になる、国立大学・公立大学・私立大学で働く上での違いを経験談をもとに書かれていますので、是非参考にしてみてください。

 

国立大学・公立大学・私立大学を経験している人はかなり稀な存在であり、経験談からの比較もこのサイトでしかない貴重な情報だと思います。

 

これさえ読めば、国立大学・公立大学・私立大学での内定後の働き方のイメージがよりクリアになります!

是非、最後まで目を通してみて下さいね。



◆1章:筆者について

この記事を書いている私は、現在専業主婦ですが以前は国立大学・公立大学・私立大学で合計約10年間大学職員として働いていました。長い間各大学で働いていく中で、それぞれの大学の違いや特徴を感じることがありました。それをまとめていきたいと思います。(※ここで書く内容はあくまで一個人が各大学で、その当時働いていた感想です。他の大学にも必ずしも当てはまると限りませんので、参考程度にお読みくださいね。)

 

◆2章:職場の雰囲気

国立大学-少しお堅い印象を持ちました。役所的な感じですかね。仕事中の雑談などもあまりなかったです。職員同士も少し距離があるように感じました。そのため自分の業務以外のことを担当者へ質問する際は少し構えてしまいました。(私の場合は、ですが。。)

公立大学-結構和気あいあいとした雰囲気です。国立大学と私立大学とのちょうど間をとったような感じでした。業務時間中はあまり雑談などがありませんが、お昼休みの時間になると職員同士は程よい距離感を持ちつつ、仕事以外の話などをよくしていました。

私立大学-公立大学同様、和気あいあいとした雰囲気です。私立大学は国立大学や公立大学と異なり人の入れ替えがあまりないので、職員同士は仲良くなりやすいです。仕事中も、同じ課の人や他の部署の人たちと雑談や仕事の話などを日頃からしやすかったです。そのため他の部署と協力してするような仕事は(日頃から仲の良い職員もいるため)しやすかったです。

 

◆3章:働き方

国立大学-定時になり少し時間が経ったら帰る人が多かったです。お昼休みはきっちり1時間取る人が大多数でした。私自身お昼休みは自由に過ごしてしていましたし、他の方も自由に過ごしていました。

公立大学-国立大学同様、定時になったらきっちり帰る人もちらほらいました。仕事とプライベートとでメリハリがあり、いいなと思いました。また国立大学同様、1時間のお昼休みはほとんどの人がきちんと取っていました。お昼休みに外に食事に行ったり、買い出しに行ったりもしていました。

私立大学-定時前に出勤し、定時後まで働く人が多かったです。(定時で帰れないわけではありませんが・・・) 1時間のお昼休みは部署によりますが、大体50分位で切り上げる人が多かったように思えます。1時間きっちり取れる部署は少なかったです。お昼休みの間に外に出ること(銀行に行ったり外食したり)は難しかったように思えます。

 

◆4章:どんな感じの人が働いている?

国立大学-公立大学や私立大学に比べ、まじめな方が多い印象を持ちました。

公立大学-明るくてまじめな方が多かったです。

私立大学-元気がいい、明るい感じの人が多かったです。

 

◆5章:休みは取りやすい?

これはどの大学でも部署や上司、所属する課の他職員の休みを取得する頻度によるので大学別には分けていません。常に忙しい部署は繁忙期だったら夜遅くまで残業をしますし、繁忙期が終われば年休や土日出勤分の振替休日を取得していました。そこまで忙しくない通常期でも、家の都合やプライベートの予定などのため課員同士がよく年休を取得する部署もあり、その部署で働く人たちは平日に休みを取得しやすそうでした。上司がよく休みを取得する部署も課員が休みを取りやすそうな印象でした。休みの取りやすさは所属する部署によります!

 

◆まとめ

今回は国立大学・公立大学・私立大学の職場に焦点を当ててまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。同じ大学という組織ではあるから大体いろいろなことは同じだろうと私も働く前は思っていましたが、実際に働いてみると結構違うことが多く戸惑うことも多々ありました。所属する部署にもよるところはありますが、私はどの大学も働きやすいなと感じていました。この記事をきっかけに大学で働くことに興味を持っていただけたら幸いです。

 

いかがでしたか?

今回は読者の体験談を紹介させて頂きましたが、他にも紹介してもいいという方がいましたら是非コメント下さい!(謝礼お支払いします!)

 

他にも大学職員に関連した記事を更新するので是非読んでみてください!

 

個別に質問があればお気軽にコメントorメッセージくださいね!

もちろん匿名での相談も可能です。

 

 

ちなみに・・・

複数校応募することに対して抵抗がある方や短期決戦で決めたい方。

ESや職務経歴書の添削、面談対策も行っていますので詳細についてはご連絡ください。

 

それでは!大学業界でお会いしましょう!

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【内部事情】入試広報・学生募集関連についてー公立大学の場合―

皆さん、こんにちは。

30代で大学職員への転職を果たし、幸せ街道を走る@urisです。

 

今回は、読者の方から寄せられた「入試広報・学生募集関連について」体験談を投稿します。

 

前回に続き、大学職員の方からの投稿です。

前回は教務関連の内容でしたが、今回は入試広報になります。

 

とてもリアルに描かれているので、是非参考にしてみてください。

 

これさえ読めば、内定後の働き方のイメージがよりクリアになります!

是非、最後まで目を通してみて下さいね。

 

◆1章:私について

こんにちは!九州地方在住のTと言います。現在は妊娠中のため専業主婦をしています。妊娠する前は九州地方の四年制大学で大学職員として働いていました。新卒で私立大学に3年勤務、その後結婚に伴い退職し、公立大学に嘱託職員として6年半、国立大学に嘱託職員として半年、計約10年間大学で勤務していました。嘱託職員としての勤務歴が長いので正職員の賃金や福利厚生等は正直よく分かりませんが(ここを知りたい人が多いでしょうが、ごめんなさい!)、その他のことについては詳しく書いていこうと思います。

 

◆2章:主な業務内容について

公立大学で勤務していた時は、入試広報・学生募集関連の業務を担当していました。紙面の文字数の関係上、今回はその中の入試業務について説明していきます。

入試業務についてー公立大学では年間を通して4回程入試を実施していました。(私立大学になると入試の回数は倍以上になります ひぇ~汗)具体的には、総合型選抜、学校推薦型選抜、共通テスト(旧;大学入試センター試験)、一般選抜(前期・後期)の4種類になります。私立大学になるとこれに加えて各大学独自の入試も加わるので必然的に入試を実施する回数が増えるということになります。

入試一つを実施するに当たり、どんな仕事をするのか順を追って説明していきますね。①まずは種蒔き期間の春。高校生へ、うちの大学はこんな大学だよ~、こんなことが勉強できるよ~と大学のアピールをしに進学ガイダンスや高校に出向いて直接説明に行きます。②夏のオープンキャンパス実施。ここでは高校生や保護者に直接大学に来てもらいます。大学の授業を受けてもらったり大学内を散策してもらったりと、大学って実際はこんな感じだよ~と体験してもらいます。③秋には願書の受付が開始。大勢の高校生が願書を提出に来ます。その受付・確認作業です。高校生が提出してきた願書の内容に間違いがないか、きちんと入試選抜料が支払いされているかどうか等を一つ一つ確認していきます。④秋~冬にかけて、入試を実施する前の教室設営・高校生下見対応。この時期には実際に入試を受ける人数が確定しているので、人数に応じた教室を入試に備えて設営していきます。設営後、下見を希望する高校生が大学にやって来て、試験室はここよ~トイレはこっちよ~と場所が分からない高校生には教えてあげます。⑤入試当日。正職員さんだと早朝~深夜までの勤務になります。嘱託職員の私でも10時間程拘束されます。不足の事態が起こらなければ事務室で待機していました。入試問題の受渡しや欠席者数の確認等を行います。⑥入試終了後の後片づけ。入試で使用した教室は、翌日には大学生の授業が行われるため、教室内の忘れ物チェックや後片付けを行います。

 

◆3章:やりがい

やはり高校生と直接お話できる時が一番楽しかったなぁ~と個人的には感じています。進学ガイダンスや高校に出向いて数多くの高校生達とお話しましたが、当たり前ですが色んな高校生がいました。眩しすぎるくらい目がキラキラして話を聞いてくれる高校生や、大学受験なんて全く興味ない、やる気ない、担任の先生に言われて仕方なくうちの大学のブースの席に座ってくれたんだろうなぁ~みたいな高校生など千差万別!逆にそれが面白くもあり、大変でもありましたが、高校生から夢に満ち溢れた将来計画や大学生活などの話を聞けたのは私自身の刺激にもなりました。

 

◆4章:どういう人に向いている?

高校生と直接話す機会が多いので、大学について分かりやすく嚙砕いて自分の言葉で説明できる人が向いています。明るくて、ノリがいい人も合っていると思います。高校生受けは間違いなくいいでしょう!(笑) 大学全般について、同じような質問をされる機会が非常に多いので色々な人に根気強く同じことを説明できる人も向いています。

また書類を細やかな所まで確認しないといけない作業もとても多いため、細かい作業が得意な方も向いていると思います。

 

◆5章:どういう人に向いていない?

大学のことを隅から隅まで理解し、それを説明しないといけないのでそういったことが面倒だと感じる人は向いていないでしょう。高校生や保護者と直接話したり、課員と協力して業務を進めたりすることが多いので、黙々と自分のペースで集中して仕事に取り組みたいタイプの人も向いていないと思います。

 

◆まとめ

今回は入試業務について大まかに説明しましたが、大学での仕事のイメージが少しは湧いたでしょうか?入試業務は大学の部署の中でも忙しい部署の一つですが、やりがいのある仕事です。実際に自分が直接話した高校生が受験してくれ、合格した時は結構嬉しいものです。そういった小さな喜びが多い部署ではありますが、大学職員をやっていて良かったなぁと案外思えます。今回の記事が少しでも大学職員に興味を持つきっかけの一つになれたら幸いです。

 

いかがでしたか?

今回は読者の体験談を紹介させて頂きましたが、他にも紹介してもいいという方がいましたら是非コメント下さい!(謝礼お支払いします!)

 

他にも大学職員に関連した記事を更新するので是非読んでみてください!

 

個別に質問があればお気軽にコメントorメッセージくださいね!

もちろん匿名での相談も可能です。

 

 

ちなみに・・・

複数校応募することに対して抵抗がある方や短期決戦で決めたい方。

ESや職務経歴書の添削、面談対策も行っていますので詳細についてはご連絡ください。

 

それでは!大学業界でお会いしましょう!

 

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【内部事情】大学での教務業務について

皆さん、こんにちは。

30代で大学職員への転職を果たし、幸せ街道を走る@urisです。

 

今回は、読者の方から寄せられた「大学での教務業務について」体験談を投稿します。

 

前回に続き、大学職員の方からの投稿です。

この方は、職場結婚を機に別の大学職員への転職を成功させています。

 

今回は大学職員の業務内容について、具体的に紹介されていますので、是非参考にしてみてください。

 

これさえ読めば、内定後の働き方のイメージがよりクリアになります!

是非、最後まで目を通してみて下さいね。

 

◆1章:私について

こんにちは!九州地方在住のTと言います。現在は妊娠中のため専業主婦をしています。妊娠する前は九州地方の四年制大学で大学職員として働いていました。新卒で私立大学に3年勤務、その後結婚に伴い退職し、公立大学に嘱託職員として6年半、国立大学に嘱託職員として半年、計約10年間大学で勤務していました。嘱託職員としての勤務歴が長いので正職員の賃金や福利厚生等は正直よく分かりませんが(ここを知りたい人が多いでしょうが、ごめんなさい!)、その他のことについては詳しく書いていこうと思います。

 

◆2章:主な業務内容について

教務と聞いてイメージがなかなか湧かなかったり馴染みがなかったりする人が多いかと思いますが、教務関連の部署は大学の中でも非常に重要なポジションを担う部署になります。(もちろん他部署も重要ですが。) なぜかと言うと、時間割を決めたり成績登録をしたりと学生生活で絶対に必要なことを行っている部署だからです!

教務関連部署での業務内容についてざっくり言うと、授業や成績に関すること全般や、教員・学生・卒業生・保護者等からの授業や各種証明書に関する問い合わせ窓口の役割を担っています。(これだけ聞くと、あんまり仕事なさそうじゃん!と思う方もいるかもしれませんね。いえいえ、これに付随して大なり小なり仕事が山ほどあるのです!そのため教務関連の部署は、国立大学・公立大学・私立大学すべてでとても忙しい部署の一つでもあり、そこで働く人の数はどの大学も他部署に比べ多い傾向にあります。) じゃあ具体的にはどんなことをしているの?と思う方に簡単にですがもう少し詳しく書いていきます。授業や成績に関することは、各学部の時間割や定期試験等の作成・調整、成績登録作業、シラバス(授業内容や評価の方法など授業計画についてまとめたもの。) 作成、授業アンケート(教員の授業を学生が評価します。) の実施、実習が必須な科目の実習先調整・実習費徴収などがあります。

問い合わせ窓口に関することは、学生が授業や成績について何か分からないことがあった時の質問対応、常勤教員や非常勤教員への授業に関する連絡、授業中教室内の機械が不具合を起こした時の対応、在学生・卒業生から依頼のある各種証明書作成(日本語版・英語版とあります。) などがあります。この中でも特に教員や学生からの問い合わせが多く日常茶飯事で、回答をするたけでも非常に時間がかかってしまう案件も結構あります。それに追われて通常業務が滞るということもしょっちゅうありますので、他部署に比べ忙しい部署でもあります。教務関連の部署で働く人はどの大学でも、残業時間が多かったです。少し話はずれますが、保護者からたま~にですが「なんでうちの子の成績はこうなってるんだ!?」という問い合わせもあり対応に苦慮したことを今でも覚えています。

 

◆3章:やりがい

一つ一つの作業をこなしていく業務が結構多い部署でもあるので、そういった作業を期限内に終わらせることで小さな達成感を感じていました。教員や学生、保護者等とよく接する部署でもあり、たまにユニークな話をする方もいるのでいろいろな方と接して話すことも結構楽しかったです。日頃からよく接する教員や学生と仲良くなって世間話が出来たことも楽しかった思い出の一つです。

 

◆4章:どういう人に向いている?

他の課員と協力して業務を進めることが多い部署のため、コミュニケーション力がある人が向いています。また学生や保護者といった顔見知りでない人とも臆せず話せる人、社交的な人も向いています。各種書類の作成・発送をしたり授業に関する学生からの提出物をまとめたりと作業的な業務も多い部署でもあるので、細かいことが得意な方も向いていると思います。

 

◆5章:どういう人に向いていない?

学生や教員からしょっちゅう問い合わせがあり、その都度臨機応変に動かないといけない場面が多々あるため、一人でコツコツ・モクモクと机上で仕事を進めたいタイプや腰が重い人には向いていないと思います。しかし同時にルーティン作業も多い部署のため、毎日同じ仕事をすることが窮屈に思えたり飽きっぽい人には向いていないと思います。出張などで外部に出て行く機会は他部署に比べ少ないため、仕事に刺激を求める人にも向いていないと思います。

 

◆まとめ

今回は教務関連の業務について説明しましたが、少しはイメージが湧いたでしょうか?国立大学・公立大学・私立大学すべての教務関連の部署は、学生や教員が窓口に訪れることが一番多い部署です。その分、クレームを受ける回数も多く常に忙しい部署でもありますが、多くの人と接することができる部署で刺激があります。よく接していくにつれ顔見知りになる人が増え結構楽しいこともあります。今回の記事が少しでも大学職員に興味を持つきっかけの一つになれたら幸いです。

 

いかがでしたか?

今回は読者の体験談を紹介させて頂きましたが、他にも紹介してもいいという方がいましたら是非コメント下さい!(謝礼お支払いします!)

 

他にも大学職員に関連した記事を更新するので是非読んでみてください!

 

個別に質問があればお気軽にコメントorメッセージくださいね!

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【転職体験談】大学職員になるための転職活動について

皆さん、こんにちは。

30代で大学職員への転職を果たし、幸せ街道を走る@urisです。

 

今回は、読者の方から寄せられた「大学職員への転職活動」体験談を投稿します。

 

読者の方はもともと大学職員でしたが、職場結婚を機に別の大学職員への転職を成功させています。

 

大学職員への転職について、具体的に紹介されていますので、是非参考にしてみてください。

 

これさえ読めば、内々定までのイメージがよりクリアになります!

是非、最後まで目を通してみて下さいね。

 

◇1章:私が仕事を辞めた理由

私立大学で事務職員として働いていた時は職場結婚のため退職しました。

随分前に退職しましたがその当時は職場結婚をする職員はどちらか片方が退職するという、訳の分からない暗黙の了解が職場内にあったためです。(当時退職した私立大学は今では職場結婚をする職員が増えたため、どちらか片方が退職しなくても働き続けることが出来るようですが・・・。)

少し話は逸れますが、大学では職員同士や職員と教員が結婚することが結構あるのですが、昔は職員と学生(卒業後)が結婚することもあったようです。

国立大学だと職員同士で結婚していても、夫と妻は別々の部署に配属されており退職する必要はないようでした。

父親、母親、その子供も同じ大学で大学職員として働いているというパターンもありました。(国立大学です)

 

◇2章:退職はいつ頃職場へ公表したか、辞めやすかったか

引継ぎがあるので、大体半年前くらいにまずは直属の課長へ伝えました。その後上司や同僚に伝えていきました。

退職する最終日には事務局長や学長にも挨拶に行きました。職場結婚だったこともあり、引き留めだったり何か言われたりなどは無かったです。

スムーズに退職出来ました。

 

◇3章:転職活動の方法

大学職員の求人は各大学のHPで公表されています。

ハローワークのインターネット検索でも検索すればヒットします。(私はハローワークで求人を見つけ紹介状を貰い、採用試験を受験することが多かったです。) 時期は大学毎に異なるため、気になる大学があれば頻繁にHPをチェックした方が良いです。

国立大学、私立大学は毎年採用試験が実施されますが、公立大学は毎年あるわけではなく隔年に1回(大学によっては2~3年に1回) だったりします。

公立大学は働く職員の数が国立大学や私立大学と比べて、そこまで多くないため職員の空きが出れば採用試験を実施するようです。

 

◇4章:試験内容

筆記試験と数回の面接やプレゼンテーション、グループワーク等で採用が決まります。

国立大学は比較的採用人数は多いのですが、私立大学と公立大学は若干名の募集が多いです。(ただし、大規模な私立大学の場合だと求人数は多いです。)

新卒で受験する人が大半ですが、社会人枠がある大学もありますのでHPでしっかり確認されると良いと思います。

1次試験の筆記試験で大勢の受験生が落とされるので、筆記試験には特に力を入れて臨んだ方が良いです。

 

◇5章:面接で聞かれた内容や面接時の雰囲気

どこの大学でも志望動機と今までやってきた仕事内容については必ず聞かれました。

今までの勤務経験を大学職員としてどう生かしていけるかということも聞かれました。

長所・短所や自己PR、なぜこの大学を受験しようと思ったのか、受験する大学はどういう大学だと思うか、自分が大学生時代に所属していた学科ではどんな勉強をしていたのか、ということも聞かれました。

大学の採用試験を受験するだけあって自分の大学生時代はどんな風に過ごしていたのか、どんなことを勉強していたのかなどを振り返っておくことをお勧めします。

案外、結構聞かれます。

 

また、受験する大学の下調べもした方が良いです。

どういった学部・学科がありどのような勉強が出来るか、大学の特徴は何か、どんな部署があるかなど全て大学HPに掲載されていますので採用試験前に必ず確認しておきましょう。

面接時の雰囲気は圧迫面接ではなく、どちらかと言うと和やかな雰囲気の中での面接が多かったです。

 

◇まとめ

今回は大学職員になるための転職活動についてまとめてみました。

大学の採用試験は難しそうに感じますが、他の企業を受ける時と同様、自己振り返りや今まで携わった職務内容の棚卸しをしておくと良いです。

転職組は新卒と違い、職務経験がありますのでそれを自信に変えて、過度に緊張せずリラックスして落ち着いて試験に臨みましょう。

 

 

いかがでしたか?

今回は読者の体験談を紹介させて頂きましたが、他にも紹介してもいいという方がいましたら是非コメント下さい!(謝礼お支払いします!)

 

他にも大学職員に関連した記事を更新するので是非読んでみてください!

 

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【面談対策】これで内定!面談で一気に駆け抜けよう!

皆さん、こんにちは。

30代で大学職員への転職を果たし、幸せ街道を走る@urisです。

 

今回は、転職活動を始めて1年以内で大学職員への就職に成功した私が考える

「面談の秘訣」を解説します。

 

この記事は一言で言うと、内定をもらうための面談対策を紹介するものです。

 

いよいよ大学職員になるために必要な

最後の記事となります。

 

これさえ読めば、内々定を勝ち取ることができます!

是非、最後まで目を通してみて下さいね。

 

 

では、早速見ていきましょう!

 

 

 

1.面談の流れを抑えておこう

まずは面談の流れを押さえておきましょう。

面談時間はだいたい30分程度になります。ほとんどの大学職員の採用面接は、一般的な企業よりも多い3次面接まであります。

1,2次面接は管理者クラス、3次面接は理事クラスが担当になります。

1,2次面接では提出したESに沿って答えることができればOKです。落ち着いて答えましょう。

3次面接はESに含まれないことや、大学職員を志した理由などをこれまで以上に深堀りして聞かれます。

聞かれる内容は大学ごとに傾向があるので面接前にリサーチできると安心です。

 

 

 

2.面談序盤は型に沿って準備すべし

ここで面談の基本的な流れをおさらいしましょう。

入室→指名の確認→面接官の紹介→面談の流れの説明→面談

というのが一般的な流れです。

面談では最初にESと職務経歴書に沿って志望動機および自己PRが求められます。これは必ず聞かれる質問なので、スラスラと言えるようしっかりと準備しておきましょう。

志望動機および自己PRのポイントは「3分で簡潔に話す」と「言いたいことを絞る」の2点です。

全部話そうとしてダラダラと話してしまうのはよくある失敗パターンです。

事前に面接官は応募書類に目を通しているので全部を丁寧に話さなくてもいいのです。

面接官が聞きたいのは応募書類の要点を簡潔に説明することです。3分を超えて長く話す人は面接官の意図を理解できていないと思われてしまいます。「自分が一番伝えたいことは何か?」を意識して話します。

ここでしっかりと面接官の求める受け答えができるかどうかが面接全体の印象に影響します。何度も声に出して練習したり誰かに聞いてもらったりして、特に重点的に準備をすすめましょう。

 

 

 

3.面談中盤は無難にせめよう

面談中盤はESや職務経歴書に沿った質問のほかにもESに書かなかったことも含めた質疑応答が行われます。

ESに志望部署を記入した場合、その志望部署に配属されなかったらどうする?などの対応力や考え方を見る質問がくることもあります。

質問には「答え(結論)→理由」の順で答えるようにしましょう。特にふだん話しながら答えを考えるクセのある人は要注意!結論から話し始めることで聞かれていることと答えのミスマッチを防げます。

回答は長くたくさん話さなくてもいいので、答えに対して理由を2,3個用意できるのがベストです。

ここでは失言に注意しながら大学職員にふさわしい人間性をアピールしていきましょう。

書類選考を通過している時点で求められている能力や知識はクリアしているため、むやみにポイントを稼いで評価をあげようとするとかえってマイナスになってしまうので気を付けてください。

さらに退職理由もよく聞かれるので答えを用意しておきましょう。

退職理由はそれぞれありますが、ありのままを話してしまうとマイナスなイメージがついてしまいます。本当のところはオブラートに包みつつ、プラスイメージがつくよう前向きな面を押し出して志望理由につなげましょう。

 

 

 

4.面談終盤は気をつけろ

面談も終盤に差し掛かると、事前に準備してきた内容も話せてホッとすることでしょう。

ですがここで気をゆるめてしまうのは危険です!

面接官は内定を出すか最終判断をするために、面談の終盤に内定を決めるための質問をしてきます。それにしっかりと受け答えできることで内定がグッと近づきます。

簡単に答えるのではなく、まだ自分は審査を受けていること忘れずに最後まで誠意ある回答をしましょう。

 

 

 

5.差をつけるテクニック

ここまでマイナスイメージがつかないような面談のポイントを解説してきましたが、ここでは準備しておくと評価があがるテクニックを紹介します。

(1)職務について、何に苦労し、どう乗り越えたか?を準備する

どんな仕事でも壁にぶつかることがあります。その時にあなたがどう考え乗り切ったかは、あなたの人間性がよくわかるエピソードになります。面接官にとっては人間性をみるのに最適な質問といえます。

職務経歴書に書いたことから深堀りされることが多いので、エピソードを思い出しながらアピールポイントにつながるよう準備をしましょう。

(2)大学職員の業務を知る

意外なことに、大学職員を志望者でも実際の業務内容をよく知らないという人は多いです。そんな人はすぐに見抜かれてしまって志望度が低いと思われてしまうので、大学職員の業務を知ることは大切です。

私のブログでも体験談を投稿しますので、是非見てみてください。

(3)大学特有の情報を知る

各大学には企業理念にあたる「建学の精神」が存在します。建学の精神は知っておくことはもちろんですが、その大学の強みや他大学と比較してみましょう。

多くの大学では学長の年始のあいさつや大学HPの目立つ位置にある情報が特に推していきたいポイントです。

(4)学部、学科、人数、キャンパス、出身の有名人など

知っていると好印象です。大学HPやパンフレットなどですぐに調べられるので面談までにチェックしておきましょう。

 

これらの情報を直接きかれることはほとんどありませんが、面接の受け答えの中に自然と組み込めるとベストです。

 

 

■まとめ

・大学職員の転職活動は面談が多い

・面談前に大学ごとの特徴をリサーチしておくと安心!

・面談の回答は「3分で簡潔に話す」「言いたいことを絞る」

・面接官の質問の意図は何か考えながら答える

・質問には「答え(結論)→理由」の順で答える

・面談中盤は無理にポイントを稼ごうとしないで無難にせめる

・面談終盤にこそ内定を決定する質問が来る!

・大学職員の業務内容や大学の特色など調べられることはなんでもチェックしておく

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

これまで書類選考から面談までひと通り対策法を紹介しましたが、内定を勝ち取るイメージはできましたか?

ここまでの内容に目を通すだけでも知識が入ってきて読む前とかなりイメージが違っているのではないでしょうか。きっと具体的に何をすればいいのかが掴めていると思います。

少しでも大学職員を目指す皆さんのお役に立てると嬉しいです。

 

 

他にも大学職員に関連した記事を更新するので是非読んでみてください!

 

個別に質問があればお気軽にコメントorメッセージくださいね!

もちろん匿名での相談も可能です。

 

 

ちなみに・・・

複数校応募することに対して抵抗がある方や短期決戦で決めたい方。

ESや職務経歴書の添削、面談対策も行っていますので詳細についてはご連絡ください。

 

それでは!大学業界でお会いしましょう!

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【書類選考対策】これで完璧!ESと職務経歴書の総集編!

皆さん、こんにちは。

30代で大学職員への転職を果たし、幸せ街道を走る@urisです。

 

今回は、転職活動を始めて1年以内で大学職員への就職に成功した私が考える

「ESと職務経歴書の総集編」を解説します。

 

この記事は一言で言うと、書類選考で通過するためのESと職務経歴書の最終チェック方法を紹介するものです。

 

これまで、ESの書き方、職務経歴書の書き方を紹介してきましたが、最後に総集編として、どちらにも共通する、抑えておきたいポイントを紹介します。

 

これさえ読めば、書類選考の通過率を上げることができます!

是非、最後まで目を通してみて下さいね。

 

 

では、早速見ていきましょう!

 

 

1.文字は8割以上埋まっているか?

 

文字数は志望度合いの表れとも言えます。文字は記入スペースに対して8割以上を埋めるようにしましょう。

求人募集は大手企業の場合、一度に数百件の応募が来ることもあり、人事の方も全てのESにしっかりと目を通す事は困難です。極端に文字数が少ないと最悪の場合、ESにほとんど目を通さないまま不合格にすることもあります。中小企業でも限られた時間をやりくりして応募書類を見ていくため、文字数が少ないと志望度が低いと思われて悪い印象を持たれてしまいます。

ESは最低でも8割、欲を言えば9割以上埋めるのがいいでしょう。

文字が埋まっているだけで相手にやる気が伝わり好印象を持たれます。また、同じような応募者が2名いた場合、より熱意のある人を通過させるはずなので、ここはしっかりと記入するようにしましょう。

ただし人事の方もたくさんのESを見てきたプロです。変に回りくどい表現をして文字数を稼いで書いたものは、すぐにわかりますので避けましょう。

 

 

 

2.伝えたいことが相手に伝わるか?

 

文字数が多くなればなるほど、本当に自分が伝えたいことがぼやけて見つけにくくなってしまいがちです。文字数がいくら多くても相手に内容が伝わらなければ意味がありません。

文章や構成を工夫するのも大切ですが、強調したい箇所に太字や下線を使って視覚的に読みやすい文章を作ることもおすすめです。

 

例えば

・タイトル部分は下線&太字にする

・重要なところは太字にする

 

などメリハリをつけてみてください。全て同じ太さとデザインで書かれるよりも読みやすくなっているでしょうか?太字の箇所だけを拾って読めばポイントが伝わるようなESにするのが理想的です。

ただし、いくらメリハリのある文章を作りたくても色の使用は避けましょう。全体的にごちゃごちゃとした印象を与えてかえって読みにくくなってしまうことがあるので注意してください。

 

 

 

3.そのES・職務経歴書、話すことができますか?

ここまでに用意したESは面接で聞かれることの下準備です。つまり本番の面接で口頭で話せることが前提になります。なので、どれだけいいものができあがっても面接で話せなければもったいないです。

ESに書きたいエピソードをひとつに絞りたいとき、どれだけ大きな成果でも説明が難しいなら、より小さな成果でも説明しやすいものを採用することをおすすめします。

書類選考を通過したとしても一次、二次と面接があります。特に大学職員の採用はの他業種と比べて面接の回数が多いといわれます。面接で話すことを想定したESを書き上げておけばこの先がグッと楽になるのです。

ESも職務経歴書も提出前に面接で話しやすいかを意識して問題ないか、実際に口に出して説明できるのか、確認することも大切です。

 

 

 

4.ESと職務経歴書と内容が一貫しているか?

書類選考はESと職務経歴書の2つの様式で経歴を伝えますが、書き終わったら内容に一貫性があるかチェックしましょう。

必要書類をなんとか用意することに集中しすぎると、まったく別の話を書いてしまいがちです。

 

例えば…

・ESでは英語を使った業務ができると記載しているのに、職務経歴書では英語を使った業務をしている形跡がない。

職務経歴書にはプロジェクトリーダーとしてチームをまとめた実績を書いたのに、ESでは業務改善を得意とするエピソードを書く。

 

このようなESと職務経歴書で言っていることが異なると、採用担当に結局どんな人物なのかが伝わらない可能性が高いです。

大学職員は人気があり、採用倍率も高い傾向があります。いかに人よりも自分をアピールできるかがカギになります。

書類にサッと目を通しただけで自分の人物像を伝えられるように、ESと職務経歴書は自分のアピールしたいポイントを絞って一貫性のある内容にすることが重要です。

 

 

 

5.第三者に見てもらったか?

書類を用意できたら必ず実践してほしいポイント!送付前に第三者に見てもらいましょう。

ここまでに紹介したポイントを抑えながら修正を重ねたESや職務経歴書は、きっと完璧に近いものに仕上がっているでしょう。ですが自分ひとりだけでは気づけない、内容が伝わりにくい箇所がきっとあると思います。

特に第三者の視点から、内容に関する質問や分かりにくいところがないか聞いてみてください。そこが面接でも質問される可能性が高いポイントになります。より良い文章になるよう修正してもいいですが、むしろ面接で質問されると想定してそのままにするのも戦略としてアリです。

チェックをお願いするのはできるだけあなたの業務内容と違う業種の人、例えば家族や友人がおすすめです。職場の同僚などあなたの業務を知っている人だと、感覚が近かったり仕事の雰囲気が分かったりしてしまうので、初めて見る人が疑問に思うところに気づけないことがあります。

少し気恥ずかしいかもしれませんが、ほかの人に見てもらうことはたくさんの発見があります。私自身も実際に指摘してもらえらから得られたフィードバックもありましたので、ぜひ周りの人の力を借りてみてください!

 

 

 

■まとめ

 

・記述スペースに対して8割以上を埋める文字数にする

・文字数は志望度合を測るパラメーターと受け取られる

・太字や下線を使って視覚的に読みやすいメリハリのある文章を作る

・強調した箇所だけを拾って読めばポイントが伝わるようにするのが理想的

・本番の面接で口頭で話せる内容にする

・ESと職務経歴書は一貫性を持たせる

・アピールポイントを絞って内容が伝わりやすいようにする

・書き終えたら第三者に見てもらって感想を聞く

・指摘してもらったところは面接でも聞かれやすいところと思って対策する

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

これまで書類選考に関する記事を書いてきましたがこれで完結になります!ここまでお付き合いくださってありがとうございました。

見直してみるとどれも当たり前のことになりますが意外と8割くらいの人はできていません。つまり記事の内容を理解して実践できれば、上位2割に食い込める応募書類に仕上がるはずです。

ここで紹介したポイントをぜひ活用して書類選考通過に向けて頑張ってください!

 

 

 

他にも大学職員になるための記事を更新するので是非読んでみてください!

 

個別に質問があればお気軽にコメントorメッセージくださいね!

もちろん匿名での相談も可能です。

 

 

ちなみに・・・

複数校応募することに対して抵抗がある方や短期決戦で決めたい方。

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それでは!大学業界でお会いしましょう!

 

 

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